原作 矢口高雄
連載・掲載誌 週刊少年マガジン
掲載期間 1973年~1983年
テレビアニメ放送期間 1980年4月7日~1982年6月28日
テレビアニメ放送時間 月曜日 19時00分~19時30分 など
放送局 フジテレビ系列
話数 全109話
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[csshop service=”rakuten” keyword=”釣りキチ三平” sort=”-sales” pagesize=”1″ mode=”embed”] ●概要 (説明はWikipediaより)
魚釣りが大好きな「釣りキチ」(「釣りキチガイ」の略、つまり熱狂的に釣りが好きな人のこと)少年三平が、日本中、世界中のさまざまな魚釣りに挑戦する釣り漫画である。
矢口高雄の代表作となっている。
韓国、台湾、イタリアでも出版され、特にイタリア語ではオリジナルソングも作られた。
現地のタイトル名は「SAMPEI」。
作者自身が幼少の頃からの釣り好きであり、作中に出てくる魚は「幻の怪魚」の類を除けば、ほとんど全て(釣っていない魚はムツゴロウとアカメの二種のみ)を実際に作者自身が釣っているため、その写実的な釣りの描写に特徴がある。
また、初挑戦の三平がその釣りを体験していくのに合わせ技術的な説明が随所に加えられるため、釣りの疑似体験、あるいは入門書としても通用する。
『釣りキチ』いう題名の中にある『キチ』という言葉が、きちがいを短くした物という意味もあり、現在では差別用語・放送禁止用語とされている傾向から、一時期言葉狩りの対象となった。
主人公の名前「三平三平」は、姓の三平は大毎オリオンズの三平晴樹、名の三平は漫画家の白土三平から、「魚紳」の名前は銀行員時代に作者が知り合った釣り雑誌のライターでもある釣り師「加藤魚紳」から取っている。
あらすじ (説明はWikipediaより)
東北の奥深い山中で一平じいちゃんと暮らす少年・三平三平。
一平は釣り名人と謳われる実力派だったが、三平もまたその血を受け継いでいた。
一平による釣竿を手に、夜泣谷の左膳イワナこと巨大なイワナを釣り上げようと奮闘する三平。
登場人物 (説明はWikipediaより)
三平 三平 声 – 野沢雅子
物語の主人公。
11歳。
大きな麦わら帽子がトレードマーク。
印象的な東北弁で喋り、素朴で明るい性格の少年。
だが、釣りのこととなると目つきが変わる何よりも釣りが大好きな「釣りキチ」の少年。
自然の残る秋田の山間の村に住み、あちこちに出かけてはさまざまな釣りに挑戦する。
経験こそまだ乏しいものの、釣りに関しては一流のセンスを発揮し、周囲の大人からも一目置かれている。
時に幻の魚や、伝説の主(ぬし)と呼ばれる大魚などにも挑戦し、困難な問題には工夫をこらして対処し釣り上げてしまう。
作中、さまざまなライバルや仲間にも出会いながら人間的にも成長していく。
祖父の三平一平との二人暮らし。
両親や兄弟の記憶がほとんどない三平にとって魚紳は父とも兄とも慕う存在であり、突き放された時には思わず崩れ落ちるほどのショックを受けていた。
また、祖父の死後、決して人前で泣かなかった三平がその姿を見てこらえきれずに泣き出してしまった事を考えると、精神的にかなり魚紳に依存する所があったと窺える。
家族がいないことは、三平にとってかなりのコンプレックスとなっているようで、父親のついているライバルに負けまいとするあまり、釣りの途中で自分を見失った事もある程である。
鮎川 魚紳 声 – 野沢那智
釣り大会が行われた三日月湖で出会った釣り師。
「風来坊釣り師」として名を馳せている。
大会の後、同じ三日月湖で三日月湖の主釣りで競うも三平が勝利を収める。
その後再会してからは日本国内外で何度となく行動を共にし、三平から兄と慕われるほどの仲となり現在に至る。
フェンシングではオリンピックに出場できるほどであり、基本的にスポーツ万能。
学業も優秀で弁護士の資格も持っている。
常にサングラスをかけているが、それは少年時に父の釣りに同行した際の事故で右目を失明したため。
右頬の傷もその時のものである。
鮎川財閥の御曹司だが、父に失明に対する気遣いをさせまいと早くに家を出た。
イシダイ編にて故郷に帰還した際に両親と再会し、わだかまりは解消されたようである。
三平の能力を高く評価し親身に接するが、キャスティングの技に夢中になるあまりその危険性を無視した時など人として好ましくない行動を取った時には厳しく叱り、突き放す事もあった。
三平の釣りの技はのびのびとありのままに育てるべきと考えており、必要以上にテクニックを教える事もない他、他者からの教育の申し出を断る事もある。
『祈願 日本一周釣行脚』と書かれたフィッシングベストを愛用していたが、物語最終章で全国釣りキチ同盟が開催されたことで祈願達成、その後は着用しなくなった。
高山 ユリ 声 – 白石冬美
三平の隣に住んでいる2つ年上の少女。
姉弟のように育った幼馴染であり、毎度の喧嘩友達でもある。
互いを憎からず想っているが、自覚はしていない様子である。
三平はユリッペ、ユリは三平をサンちゃんと呼んでいる。
父は安蔵。
母はタカ。
三平 一平 声 – 宮内幸平
三平の祖父。
釣りの技術は一級品で、三平の釣りの師でもあり、両親のいない三平の親代わりでもある。
釣竿職人としても名が知られており、その手によって作られた竿は「一平竿」と呼ばれ、多くの釣り人の間で有名だった。
もっとも本人は実用を離れたブランドとしての竿には興味はなく、「床の間に飾れる竿を作れ」と注文された際には怒鳴って追い返したこともある。
不幸な事故によって孫と嫁(三平の兄と母)を亡くし、悲しみにくれて一時は彼らの命を奪った溜池を埋めようとまで考える。
しかし、その溜池は同時に村人の生活を支えている事、池を埋めたところで2人の命が返ってくるわけではない事に気づき、三平を水を恐がらない強い子に育てようと誓う。
この決意が、後の天才釣りキチ少年を誕生させるきっかけとなる。
加瀬 正治 声 – 山本圭子
三平を釣りのみならぬ「人生の師匠」と仰ぐ少年。
物語の中盤から突然登場した。
物語に賑やかさを添えるが、展開にはあまり関係がない。
ストーリーの進行に伴い、主人公三平が少年ながら釣りの知識や技術について泰斗になってしまったため、読者に代わって、釣りや魚の未知の知識を三平らに問い学ぶ役どころを演じた。
ヘレン・ワトソン 声 – 吉田理保子
【主題歌 (説明はWikipediaより)】
【オープニング】
【曲名】 若き旅人
【作詞】 石坂まさを
【作曲】 曽根幸明
【編曲】 曽根幸明
【歌】 MOJO(富田伊知郎)
【エンディング】
【曲名】 俺は釣りキチ三平だ
【作詞】 石坂まさを
【作曲】 曽根幸明
【編曲】 曽根幸明
【歌】 MOJO(富田伊知郎)
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